今年も昨年に続き、みかんの花が早く咲きました。
4月下旬に咲き始め、5月に入ると満開の樹が現れました
5月下旬、生理落下時期になって、樹自身が多すぎる実を落としています。落ちすぎたり落ちたらなかったりでちょうどよくいかないのが普通です。
7月下旬に梅雨が明け、その後、高温続きで雨がなく、柑橘類の樹の負担が大きくなっています。雨が欲しいところです。
9月上旬、8月下旬の大風の影響による長雨がやっと収まりました。極端な天候を今年も味わっています。台風の接近こそありませんでしたが、カメムシが大発生していて吸汁被害果も見られます。
今年は春の芽の動きから早く、開花や満開も1週間以上早くなりました。
6月に入り、実の育ちも早く摘果を始める時期になってきました。
梅雨入りの早く、たくさん実をつけていますが樹は元気です。
9月に入り果実の緑色が薄くなったり色づきが始まったものも見えてきました。
ただ、夏の日差しの強さでしょうか。日焼けしたものも目立ちます。
今年は雨が多く降り、樹が元気に育ってきました。
春に新葉の出が多く、手直し剪定が必要なくらいに葉がいっぱいです。
7月に入り、摘果作業を始めていきます。
9月上旬になり、「ゆら早生」は蛍尻と言って色が付き始めた果実も見えるようになってきました。
「高林早生」も緑色が薄くなってきたものが見えます。
9月上旬、高林早生の収穫開始一月前です。
まだ色づいていないことと、重みで下を向いてきたことで写真での実は見づらいですが、たいへん大きくなってきました。
今年は8月中旬からの長雨で木の樹勢がいいです。
7月に入り今年の摘果作業が始まりました。
樹に対して適切な果実数にするため、実を手作業で落とす作業です。
6月上旬の姿です。
だんだん実も大きくなってきました。
今年も全般に気温が高く推移したため芽の動きが早く、4月のうちに花が咲き出してきました。
4月13日の蕾です。
4月26日の花の咲き具合です。早い樹は満開に近い枝もあります。
10月に入り一週間過ぎました。
だんだん高林早生も色づき酸度も下がり、やっと収穫・出荷の時期になってきました。
9月25日 今年の極早生みかんの最終果実分析がありました。
高林早生の5園地をそれぞれ3個ずつ持っていきました。
どの園地も糖度は10度を超え、JAの目標糖度9.5度をクリアできました。
その代わり酸度が高く収穫は例年より遅れそうです。
長い梅雨で糖度不足が心配でしたが、8月の高温乾燥で解消されたようです。
収穫時の心配事はありますが、まずは一安心です。
5月落弁期にスズメバチの巣を見つける機会が例年より多くありました。
今年は冬が暖かく、柑橘の発芽が早く開花も相当早まるのではないかと思われました。
それでも4月が低温だったため開花は5月初めに落ち着きました。
例年だと早生品種のみかんは12月中旬まで仮貯蔵した在庫が残っているのですが、今年は裏年でもともと少なかったことと、主園地が雹の被害に遭い、早々12月初めに終了してしまいました。
青島温州も気温が高く色づきも例年より早く、早生品種が終わってしまったため例年より若干早く出荷を始めました。
ただ、隔年結果性が強い青島温州は今年裏年で着果量が少なかったです。
そこへ11月の降雹により極端に量が減ってしまいました。
12月末には極少量の着色不足果を残して終了、という就農してから初めての経験です。
興津早生や宮川早生などの早生品種の収穫が始まった11月11日、浜松市北区の北部に雹が降り、
一部の園地で被害を受けました。
10月初め
高林早生が色づいてきました。いよいよ収穫が始まります。
9月
青島もだいぶ実が大きく重くなり、枝が垂れ下がってきました。
下から支柱を立てて支えたり、支柱の上部から紐で吊って支えます。
8月
長い梅雨が明け、みかんの実も大きく育っています。
5月1日 元号が令和に変わり、早い樹のみかんの花が咲き始めました。
8月15日の高林早生(左)とはるみ(右)の様子
例年より早く梅雨が明け、危険な暑さと呼ばれる程の高温続きはみかんの木にも負担が大きかったです。
葉が茶色くなって落葉して無残な姿でした。
特に「はるみ」がかわいそうでした。
8月中旬になり、やっと雨に恵まれ少し回復してきたように見えます。
今年は4月の終わりにみかんの花が咲き始めました。
ゴールデンウイーク初めに満開を迎えた木もあります。
例年より1週間以上早いと思います。
高林早生が収穫時期を迎えます。
昨年より10日ほど遅れ、10月10日前頃のスタートとなりそうです。
今年は開花が1週間から10日遅れ、着花のばらつきも大きくなりました。
花から実に成長し、生理落果が終わり摘果の時期になりました。
樹や枝によって、実のつき方の差も大きいです。
9月
今年も収穫の時期を迎えました。
写真は収穫が始まっている少量生産の品種の「ゆら早生」です。
主品種の高林早生は9月末から始まりそうです。
7月
今年もみかんの樹にたくさんの実がついています。
このままでは極小果になってしまいますので、適正な数量になるまで実を減らします。
この摘果という大事な作業は真夏の暑い時期に手作業で行います。
左が摘果前、右が摘果後です。
今年もみかんの収穫が9月より始まりました。
9月の青切りみかんから徐々に色づき、11月からはオレンジ色のみかんになります。
今年のみかんのつぼみの様子です。
甘夏はまだ昨年の実を成らせているので、親子のようです。
柿のつぼみも大きくなってきました。
摘蕾といって、つぼみを適量まで手で摘む作業も始まっています。
これは「はるみ」です。
今年産は一部、袋掛けをして冬を過ごします。
以前は白いソックス状のものを被せるか、2重構造の袋を被せたことがありました。
いずれも気温が下がりすぎると冷害にあいました。
そこで今年産は、ソックスを被せ、さらに2重構造の袋を被せ、試験してみることにしました。
無袋状態より樹に成っている期間が長くなり、味の面で有利だと思います。
9月24日 JAにて極早生の果実糖酸分析が行われました。
昨年は過去最高クラスのと糖度数値で、今年はさらに高糖度でした。
H24年 糖度9.2〜9.9 H25年 糖度9.9〜11.0 (いずれも高林早生)
ちょっと信じがたいほどです。十数年の間では過去最高です。
このままいけば早生や青島も高糖度を期待できそうです。
実際に食べてみても[大変良い]といえる味と食味でした。
9月 極早生みかんの収穫が例年より約10日早く9月3日から始まりました。
7月に入り、はるみに続き不知火(別名デコポン)、そして温州みかんの摘果も始めました。
今年の温州みかんは、着果量のバラつきや果実の大きさの差が大きく苦戦中です。
6月下旬からはるみの摘果を始めています。
はるみは「隔年結果」という、実が付く(表年)、付かない(裏年)がはっきりしています。
たっぷり実を付けた次の年は限りなくゼロに近くなります。一度試しましたが、400個の次の年は3個でした。
毎年実を付けやすい方法の一つとして、樹の半分の実を落とす方法があります。
上半分の実を手で落とします。下半分しか付いていません。
上部
下部
今年の梅雨入りは5月28日でした。
昨年は6月9日でしたので10日以上早くなっています。
果物への影響も出てくると思われます。
5月5日 みかんの早生品種、動きの早い樹は満開です。
今年は生育が早く、4月末にみかんの花が咲き始めました。
春になり今年の芽が出てきました。
これは次郎柿です。
みかんの芽です。
これは葉になります。花は持っていません。
こちらは花になり実が付きます。